ビジネスコースの卒業レベルはどこまで?CertificateⅣ or Diploma

どの卒業レベルまで勉強すべきか、ビジネスコース!

オーストラリアで学生ビザに切り替えて更に滞在を延長をする際に、よく選択されるのがビジネスカレッジなど専門学校のビジネスコース。ビジネス系のコースはたくさんあってどれを選べばいいかよくわからないこともありますが、CertificateやDiplomaなどの卒業レベルもどこまで勉強すればいいかがいまいちわかりにくいと思います。

特に、初めてワーキングホリデービザから学生ビザに切り替える方は、見当もつかないことも多いと思います。そんな時に一つのヒントとして、各コース修了後のCareer opportunityなど、どんな仕事に就けるのかなどを参考にしてみるとどこまで勉強すればいいかがわかったりします。

 ビジネスカレッジの各コース概要を知って選択時に役立てよう!

そもそもCertificateⅢ、Ⅳ、Diplomaって何?

オーストラリアのTAFEや専門学校には、Certificate、Diplomaなどの修了証があります。日本でいうと高校卒業程度、短大卒業程度、大学卒業程度などの学歴のようなものであり、それを修了することでどの分野まで就学したか明確にわかり、主に就職をする際に生かされるランク別の資格となります。

日本の学歴のランクと100%合致しないところもあるのでわかりにくい点もあると思いますが、このランクは、オーストラリアのAQF(オーストラリア・クオリティフィケーションズ・フレームワーク)と言うところが定めるオーストラリアの教育制度の修了レベルを規定したものです。

専門学校では、CertificateⅡからコース設定をしている場合があり、最終的には、Diplomaを経てAdvanced Diplomaまでのレベルとなります。日本でいう4年制大学卒業時の学士号は、オーストラリアでは、Bachelorと呼ばれますが、上記DiplomaやAdvanced Diplomaはその大学入学レベル程度と言われています。

以下に簡単に専門学校に関わる各卒業レベルに関してお知らせします。実際には、Level1~Level10までありますが、ここでは、専門学校で学習できるそして卒業できるレベルに関してお知らせをします。

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Level2:  Certificate Ⅱ
高校就学レベル。Certificate Iより複雑な業務内容を理解、実行できる能力をつける。実際に働くようになった際、与えられた仕事のある程度の責任を負うだけの能力があると認められます。

Level3:  Certificate Ⅲ
高校卒業レベル。複雑な物事に対する判断力、順応力、処理能力、適応力等を習得。さらに技術面の専門性や、リーダーシップが発揮出来る能力のをつける

Level4:  Certificate Ⅳ
短大卒レベル。Certificate IIIの能力をさらに高め、専門技術、指導力、経営管理能力などを一定のプロセスにおいて力を発揮できるような知識や能力を習得する

Level5: Diploma
大学1年目レベル。様々な状況下で、物事を適正かつ迅速に処理する能力、技術やマネージメント面で必要とされる査定能力や調整能力等を習得。また、企画を立てたり、物事の正確な判断を自発的に行なう能力も求められる

Level6: Advanced Diploma、Associate Degree
大学1年目レベル。複雑な状況下の中、更に高いレベルでの専門技術を求められ、知識や技能はより複雑なものとなり、個人的な責任もより重いものとなる

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この次がLevel7でBachelor Degreeとなり、大学卒レベル(学士号)となります。そしてその後は日本と同じように修士課程や博士課程修了レベルなどがあります。

 もっと詳しく修了する際のレベルCertificate等のランクを知る

ビジネスコース、どの卒業レベルまで選択するか?

それでは、具体的にヒントとなる内容を見てみましょう。これまでもよく案内をしていますが、安くてビジネスコースが豊富なSBTAという専門学校で実際に記載されている内容を参考に考えてみましょう。

SBTA Sydney Business and Travel Academy
ジャパセン内のSBTA紹介ページ(日本語)

 安くてコース豊富さなら絶対SBTA

SBTAはSELAという英語学校も携えており、ビジネス系のカレッジとしてコースが豊富であり、尚且つコマーシャルクッカリーの手に職系のコースを持っている、例えばワーキングホリデービザから学生ビザに切り替える時によく選択されるビジネスカレッジの一つです。

この学校に限りませんが、皆さんがよく選択するコースとして、Businessコース、Leadership & Managementコースがあります。人気のコースですが、実際にこれで何が身について卒業後どうなるかなどがいまいちイメージしにくいところがあるかもしれません。そんな時は、上記の通りに各学校のホームページなどを見て、Career opportunityなどの内容を見てみるとイメージがわきやすくなると思います。以下は、このSBTAのホームページの各コースの中に記載されているCareer opportunityの中の内容です。

因みにこの各コースのページには、何が勉強できるかなどもしっかり記載されていますのでそちらを見てもどのコースを取るべきか、どのレベルまで行くべきかなどがわかると思いますので、そこを見ることも大事です。

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BUSINESS Course:
Certificate II in Business

Junior administrative positions such as office junior, data entry operator, clerical worker, office assistant or administrative assistant.
(オフィスジュニア、データ入力オペレーター、事務員、オフィスアシスタントなどのジュニア管理職または管理アシスタント)

Certificate III in Business

・Office administrator within a large or medium organization
・Administration support officer
・Front office and receptionist
・Small business administrative staff
・Back office administrative staff with limited junior accounts responsibilities
(・大規模または中規模の組織内のオフィス管理者
・管理サポートオフィサー
・フロントオフィスと受付
・中小企業の管理スタッフ
・ジュニアアカウントの責任が限られているバックオフィス管理スタッフ)

Certificate IV in Business

・ Supervisor
・Team leader
・ Project leader
(・スーパーバイザー
・チームリーダー
・プロジェクトリーダー)

LEADERSHIP AND MANAGEMENT
Diploma of Leadership and Management

・office manager
・business manager
・operations manager
・production manager
(・事務長
・経営者
・運用管理者
・プロダクションマネージャー)

Advanced Diploma of Leadership and Management

・Senior Manager or an Executive Manager
・Manager or Senior Business Unit Leader
・Manager or Department Manager
(・シニアマネージャーまたはエグゼクティブマネージャー
・マネージャーまたはシニアビジネスユニットリーダー
・マネージャーまたは部門マネージャー)

いかがでしょう?上記を見て少しはイメージ出来ましたでしょうか。それぞれそのレベルのコースを修了するとその仕事ができるスキルや知識を身に着けているという意味となり、その役職も与えられる就学をした証明となります。

CertificateⅢが高校卒業レベルですから、CertificateⅡはその前の段階という事となりますが、そのレベルだと、データー入力とかアシスタントと言った内容がCertificateⅢとなるとフロントオフィスや受付ができる様になり、CertificateⅣとなるとスーパーバイザーなどが任せられる知識やスキルを持っているという事となります。

これがDiplomaまでとなるとマネージャーというタイトルがついています。Advanced Diplomaとなるとシニアがついてますのでそれ以上の高い能力があることがイメージできます。

こうやって見ていくと任せてもらえる仕事の内容やその責任が順に上がっていく事がよくわかりますし、そういった内容を順に勉強をしていくのだなとわかっていくと思います。

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少しわかりにくいビジネスコースであってもこのように学習するところとその結果として何を仕事として目指せるかがわかると思います。従って、どこまで勉強をすればいいかは、各学校のコースを修了するとどうなるかを見ることである程度予想を付けることができます。

当然、この内容は仮に日本に帰国して就職活動をする時にも利用できる内容です。そこもイメージしながら、では、どこまで勉強をしておくべきかなどもしっかりと見据えるといいと思いますし、オーストラリアの学生ビザの良いところの一つにアルバイトもできるという事がありますが、勉強している内容に沿ったアルバイトや仕事をすることによって、そこも含めて就活の際にアピールできる段取りを組めことも重要となってくると思います。

ビジネスカレッジのコース選びにはとかく

〇できるだけ安く
〇できるだけ長く
〇アサイメントベースであるかどうか

等に目が行きがちです、それも間違いではありませんが、本来のところはこういった何を勉強したいのか、そのコースを修了するとどうなるか、どう就職につながるかなどを見て決めていくべきことだと思います。もちろんその上で、各専門学校には同じコースであってもそれぞれ特長があるので、そこも踏まえて学校選びなどができると、ビジネスカレッジやそのコースの選択としてはパーフェクトなのではないかと思います。

以上どうぞ参考に今後のビジネスカレッジとそのコースの選択に参考としてみて下さい。

 安く学生ビザで延長するならここだ!Lloyds International College
 同じビジネスコースでもより長く行けるCass Training

 お勧めのオーストラリア専門学校
 オーストラリア学生ビザ取得マニュアル

▶ オーストラリア学生ビザ申請時の初期費用は?
▶ 安いという事だけが専門学校選択の要素ではない!
 できるだけ学生ビザで長く滞在するコツとは?

ジャパセンは、専門学校紹介を得意とする留学エージェント

ジャパセンは、長年、留学エージェントとして運営してきています。上記に必要な情報を多く兼ね備えていますし、その情報を基に皆さんのご希望に沿った適した学校の案内も得意としています。また、ビザエージェントではないのでお金を頂いてのビザサポートはしていませんが、当然学生ビザに切り替えるには学生ビザを申請して取得しなければなりません。ジャパセンでは、当然これまでの経験があるので、その経験を生かして、学生ビザが取得できるように皆さんの学生ビザ申請のサポートをしています。

そこには、ビザ申請にあたって知っておいた方がいい事など多くの知識と経験があります。実際にこれまで100%学生ビザが取得できていますので(注、学生ビザを取得することを保証していることではありません)、その経験を生かして今後も学生ビザを申請される方々のサポートをしていければと思っています。

大事なことは、まずは学生ビザを取得することの目的は何か、そしてそれに沿った必要なことは何かをお伝えしながら、授業料や学校のシステムなど踏まえて学校を絞り込んでいき、その後は、具体的に学生ビザを申請する準備を進めることとなると思います。

現在ワーホリビザを持っていて、その後、学生ビザでオーストラリアでの滞在延長を考えている方、是非、上記を参考に今後の準備を進めてください。もちろん何かあればどうぞお気軽にご相談ください。

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